近所から 聞こえるどよめき 春の夜の喜び
(平成13年6月1日)
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「金じゃから」
聞こえるどよめき 春の夜の慶び
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結納の日、おじいちゃんが持ってきた光る箱。「これは金でできている」と聞かされ、一同ビックリ!そのどよめきが、お隣のお家にも聞こえたそうな。
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窓を開け 音楽流し 気分爽快!
(平成13年6月2日)
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窓を開け
恩が句流し 気分爽快
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アノ人に言いたくて言えなかった「ありがとう」。 句にして叫び、すっきりできました。
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生き返る 潮の香りと 冷えたビール
(平成13年6月4日)
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粋カエル
塩の香りと 冷えた麦酒
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麦酒と塩で晩酌をする、粋なカエルがいたという。
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冷静に なれずに見入る 春の陣
(平成13年6月5日)
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平成に
慣れずに見入る 春野ジン
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「平成」という年号に、未だ慣れない春野ジンさん。書類を眺めながら、ため息をつく。
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梅雨を楽しむ方法を 考える間に 夏が来る
(平成13年6月6日)
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汁を楽しむ方法を
考える間に 奈津が来る
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大好きなお味噌汁とあったかご飯を、如何に喰らうか?と考えていたら、母・奈津に「早く食べなさい!学校に遅れるわよ!」と叱られた(8月につづく)
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いざ勝負!梅雨の晴れ間で 暑く熱く
(平成13年6月7日)
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いざ勝負!梅雨も早や張れ
厚く厚く
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梅雨のじめじめした時期に、障子を張り替えている様。湿気で剥がれないように、厚めに糊を塗りましょう。
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突然の 豪雨と雷 春も気まぐれ?
(平成13年6月8日)
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突然の
剛鵜と噛みなり 張るもまぐれ
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ものすごく気性の激しい飼い鳥・鵜が、また噛み付いた!この前は一撃を食らわせることができたのに、あれはまぐれだったのか!?(張り倒して喜んではいけません)
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心地よい 朝の行列 明日は決戦!
(平成13年6月9日)
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ココン地よい?
朝の行列 葦畑1,000
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1,000坪ある葦畑。そこに仕事を求めて行列を作る人々。遅れてきた主人公は、その長い列に並ぶ(訳がわからん)
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自己流の 俳句に字余り 何のその!
(平成13年6月10日)
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事故龍の
ハイクに地あまり 難の園
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ハイキングに出かけた龍。彼はハイキング歴30年。余裕綽々で、難所と呼ばれる場所に足を踏み入れたが、やっぱり事故に遭った。注意一秒、怪我一生。
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春の夜を 熱くさせる 男の勇士
(平成13年6月11日)
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ハレの夜を
厚くさせる モトコの有志
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新人メイキャップアーティスト「モトコ」は、ハレを迎える女性の依頼で、気合を入れてメイクをしたが、力みすぎたかオカメさんになってしまった…
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曇天の 夜空を飾る ホームラン
(平成13年6月13日)
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丼天の
余皿を飾る ほお無卵…
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注文した天丼の中にあるはずのうずらの卵が無いことに、冷静を保ちつつも内心穏やかでない様(7月につづく)
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梅雨時は 傘が彩る 町の雰囲気
(平成13年6月14日)
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露、ドキッは
傘買い戻る 町の父陰気
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雨が降ってきた!傘を買いに戻るが、この町の傘屋のおじさんは愛想が悪い。店にいるのが気まずい…
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体内も 労わりましょう 春の健診
(平成13年6月15日)
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他愛無いも
労わりましょう 張るの?謙信
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オヤジギャグも、おおらかな気持ちで受け流そう(?)よ、と思っているそばから、謙信がこらえきれずに平手打ち。
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良質な 娯楽は梅雨の 晴れ間かな
(平成13年6月16日)
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漁師綱
御楽は汁と ハレマカナ
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漁の安全と豊漁を祈願し、村伝統の汁を綱にかけ、呟く呪文「ハレマカナ」。今日も大漁。
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6月の 涼しい朝に JAZZを聴く
(平成13年6月17日)
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6月の
涼しい麻の シャツを着る
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紳士服屋さんのキャッチコピー。
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19に 戻った時間 Tシャツの思い出
(平成13年6月18日)
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十級に
戻った仕官 ティーアップの思い出
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上官の接待ゴルフで、ホールインワンを出し、十級(んなもんあるかい!)に格下げされた、苦い思い出。
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屋外で 遊び学んだ 初夏の放課後
(平成13年6月19日)
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億階で
遊び学んだ 書家の法化後
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3億もの階段のあるビルに登頂を試みた書家。これが違法ということで、お縄。解放された時の太陽のまぶしさ
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世も人も 自然も移ろう 衣替え
(平成13年6月20日)
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世も末と
四膳が移ろう 頃もかえ
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予約の入っていたお客様から突然のキャンセル。仲居さんは、立派なお膳を泣く泣く片付けた。これで4件目…(下に続く)
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温厚で 時に厳しい 自然の横顔
(平成13年6月21日)
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温故で
時にキビシイ 四膳の四個(T_T)
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残ったお膳をつまみ食いしようとした仲居さん。昔ながらの職人料理長に怒鳴られ、4膳とその前にキャンセルになった12膳(計16膳)全てを平らげろ!と泣く泣く食べたが、残り4膳が入らない…(もう訳がわからない)
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水滴を 着飾る紫陽花 惚れ直し
(平成13年6月22日)
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ステキィと
着飾るオジサン 誉め倒し
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カジュアルフライデー、何とかマンデー…。頑張っているオジサンに暖かい激励を!
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豊富なる 擬声語持つる 夏の気候
(平成13年6月23日)
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保父になる!
奇声をあげる 夏の奇行…
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念願の保父さんになれた!あまりの嬉しさに声が裏返ってしまった、夏の悲劇…
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ビニ傘で 埋まるスタンド アツい夜
(平成13年6月24日)
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美苦さで
唸るスタント 熱い汁
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苦いけど美味い…。賄いで出たお味噌汁に思わず感動するスタントマン。大人の味。
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紙一重 わかった気がする 梅雨時の夜空
(平成13年6月25日)
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髪ひとえ
分かった気がする 梅雨時の夜空
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梅雨の夜。鏡に向かって髪をなでる…
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湿気過多 眠れぬ夜に 髪を切る
(平成13年6月26日)
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知ってたか?
眠れぬ夜に 髪を見る
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眠れない夜は、髪の毛を確認。安心。
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縁側で 星空眺む 絽に団扇
(平成13年6月27日)
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縁があり
☆、そら付けろ! 路にうっちゃり
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すみません。よく分かりません。
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蚊帳の中 語る「これから」 前へ進む
(平成13年6月28日)
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蚊屋の中
痒いこの腕 早く出たい
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あるTV番組の実験にて。蚊が血を吸う瞬間を収めたいという。テイク25…
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暑いのに 血の気がひいた あの現実
(平成13年6月29日)
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アイツなに?
木の実を拾う あの堅実
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「紅葉狩り」に来ていた大学サークルの仲良し5人組。ひとり熱心に木の実を拾っては、渡しにくる見知らぬアイツ。
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夏の旬 西瓜・花火に カキ氷
(平成13年6月30日)
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ナッツの瞬
透いた・華やいだ 柿凍り
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マジシャン「ナッツの瞬」は、凍った柿の中から「柿ピー」を取り出すことに成功!会場から割れんばかりの拍手。(8月につづく)
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